Outskirts of distress

見据えた森の外
瞬く光の様に空気は血塗られて
足を掬い上げてゆく

私を通さずに落ちてゆく無色の愛
無数に貴方から差し向けられた言ノ葉

体を重ね人として生き残るか
体を放棄して朽ちてゆくか

果敢なさを超えて辿る絢爛の
闇を抱いて闇を贖う
気色が冴え渡る大地に一柱
体温を忘れ 人ならぬ人の涯て
 
 
視界が明けた今、規則の奥で騒ぐ
公是の荒波が森を焼き尽くしていく

まともに息が出来ない事だけを
永久の様に憶えて声を裂く

いたずらに超えた此岸の境で
迫るだけの極致を手放した
今も不確かに軋む爪痕も
絶望を赦し、生かして満たすモノ

飛べない鳥は地上の熱い想い
透き通るその日まで静寂を見る

此の先の答えは誰も差し出せないのに
「人の様に在れ」と例え繰り返えされても
 
 
果敢なさを超えて辿る絢爛の
闇を抱いて闇を贖う
気色が冴え渡る大地に一柱
体温を忘れ 人ならぬ人の涯て

体を手繰り寄せて刻む
黒い瞳睨んで鳴る刃
いつか押し伏せた苦海に仰いだ
体温を忘れ 鮮やかに魅る最果て

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